Rogge, R. D.,Crasta, D.,Legate, N. (2020). Is Tinder–Grindr Use Risky? Distinguishing Venue from Individuals’ Behavior as Unique Predictors of Sexual Risk. Archives of Sexual Behavior, 49 (4), 1263–1277. doi: 10.1007/s10508-019-01594-w.
GPS機能を使用するデートアプリであるTinderなどは,様々な性的な行動のきっかけとなり,広く普及している。しかし,そうしたアプリを使用し,性的な行動に結び付くことは,リスクも伴う。この研究では,出会い系アプリやサイト,クラブといった現実行動など,様々な出会いにつながるツールや場所と,そのリスクとの関係を探る。
オンラインで質問紙への回答をアメリカの成人に求めた。
・実験協力者
協力者総数:5114人
有効回答数:3180人
・調査項目
生物学的性別:男性・女性・その他
ジェンダーアイデンティティ:男性・女性をそれぞれ5件法
住居;田舎・郊外・都市部
性的指向:異性愛・どちらかいえば同性愛・同性愛・バイセクシャル
恋人等:シングル,恋人等がいる・配偶者等がいる
昨年のパートナーの存在:パートナーの人数・性別
出会い系ツール等の使用:アプリ・ウェブサイト・クラブ等の現実,使用頻度
使用した出会い系ツールの種別及び名前
昨年の性的なパートナーの存在:パートナーの人数
過去2か月の気軽な性的関係:有無・最中のアルコールの有無・最中のドラッグの有無
コンドームなしの性的行為:有無
人生中の性感染症:どのような性感染症になったか
ロジスティク回帰分析
〇回答者情報

〇ロジスティク回帰分析(修正オッズ比)

・マッチングアプリは出会いにつながる確率が高い
・同時に,マッチングアプリはドラッグを伴う性行為に結び付きやすい
・マッチングサイトは,コンドームなしのセックスや性感染症につながりやすく,危険性が高い
・バー・クラブは,マッチングアプリやマッチングサイトと比べると危険な出会いにつながりにくい